茨城県つくば市、筑波大学、関東鉄道、KDDI、KDDIスマートモビリティの5者は、関東鉄道のバス路線「筑波大学循環」において、10月2日から自動運転バスの本格運行を開始すると発表した。5者は自動運転の社会実装推進に向け「つくば自動運転社会実装推進事業コンソーシアム」を構成している。
同コンソーシアムは自動運転技術を活用した地域公共交通の維持・充実および持続可能な移動サービスの実現を目指すもの。2027年度のレベル4自動運転の実装を見据え、2025年度までに蓄積した実証結果や知見を活用し、2026年度は実装フェーズとして、設定した運行ダイヤに基づきレベル2自動運転で運行を開始する。今後は路線拡大や増便により利便性を高めるとしている。
運行主体は関東鉄道で、運賃は190円~310円(小児・障がい者などは半額)、最大速度は40km/h、定員は15人。当面の間は着席のみでの運行とし、土曜・日曜・祝日および年末年始は運休予定だという。
各者の役割について、つくば市が事業全体の企画・進捗管理・成果報告、筑波大学が官民学連携の推進と実証フィールド提供、関東鉄道が自動運転車両の運行、KDDIが遠隔監視業務と通信提供、KDDIスマートモビリティが事業全体の企画・進捗管理・成果測定を担うとのことだ。
また、つくば市のスーパーシティ型国家戦略特別区域計画において、2025年11月28日に国立大学法人法の特例として国立大学法人による土地等貸付事業が認定されている。関東鉄道はこの特例を活用して筑波大学と土地の賃貸借契約を締結し、大学構内にバス営業所(筑波大学車庫営業所)を新設。同営業所を運行拠点として、自動運転プロジェクトの社会実装やつくば市内路線の運用を開始するとしている。
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