アプリケーションの選定だけで一苦労
スマートフォン、特にiPhoneなどのテレビCMでは、ゲームに関するものが多いため、アプリ=ゲーム、という話を聞くことが多いのだが、実際にはゲーム以外に多くのアプリケーションが存在している。たとえば、iPhone、iPadのアプリケーションを購入できるiTunesのカテゴリーを見てみると、ビジネス、仕事効率化、ユーティリティ、ニュース、ブック、メディカル(家庭の医学のようなものの他に、医療従事者が使用するアプリもたくさんある)といったものが並ぶ。
これらの中から、自分、もしくは自社にあったアプリケーションを選ぶことができる。しかし、ここでの問題は「選ぶことができる」だけではなく、「選ばなくてはならない」ということなのだ。つまり、同じようなアプリケーションでも大量にある中から、自社にあったものを探し出さなくてはならないということなのだ。たとえば、メモに適したアプリケーションを探そうとすると、iPadだけでも500以上のアプリケーションが見つかる。その中から、最適なものを探し出すのは至難の業だ。
外部リソースの使い分け
当社では、こういったアプリケーションについて、オススメのセットを用意している。メモならこれ、PDFリーダーはこれ、といった具合だ。これは、スマートフォン導入支援だけを専門に行っているからこそできることだ。外部リソースを活用する企業は多いが、従来の基幹システムを依頼しているシステムインテグレーターに、そのまま任せてしまっているケースが多い。しかし、彼らがスマートフォンのアプリケーション一つ一つを検証しているとは考えにくい。むしろ、新しいアプリケーション開発を提案するのが本業なのだから、そこを任せるべきだ。