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第4回


ExcelのデータをSQLServerに格納する

 ExcelのデータをSQL Serverに格納(「ロード」と呼ぶことが多いです)するのは、とても簡単です。SQL Serverには、Windowsのエクスプローラーのような管理画面が付いており、(SQL Server Management Studio、略してSSMSと呼びます)、データをロードするためのウィザードを使うことができます。

インポートウィザードを使って、Excelシート、ロード先のデータベース等を指定しすることで、
Excelのデータを簡単にロードすることができます
キャプチャ
キャプチャ

 このウィザードの裏では、実はデータをロードする機能が動いています。
 この機能を、SQL Server Integration Services (SSIS)といいます。今回SSISは、Excelにあるデータを引っ張り出し、ここでは特別に何もデータを変更したりせず、そのままの形でSQL Serverにロードしました。しかし、もっと高度なこともできます。たとえば、お客様からの商品受注のデータが入っている受注管理データベースから、受注日や商品などの受注明細のデータを引っ張り出し、お客様情報の入っているCRMのシステムからお客様情報を引っ張り出し、それらを結び付けながら、さらにIDやコードで管理していて分かりにくい項目は分かりやすいように書き換えて、SQL Serverにロードする、というようなことができます。

キャプチャ
複雑なフローを組む場合には、ウィザードではなく別のツールで設定を行います。
キャプチャ

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この記事の著者

松澤純(マツザワジュン)

マイクロソフト株式会社
サーバープラットフォームビジネス本部
プロダクト マネージャー大学時代は情報工学とも理系とも全く縁のない分野を専攻し、新卒で某 DB ベンダーに就職。ERP 製品の新機能検証、研修インストラクターを経て、GIS ソリューション ベンダーに約1年出向、お客様何でも窓口兼プロ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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