動画を使った操作マニュアルは圧倒的に分かりやすい
Webサイトそのものに効果的に動画を埋め込む機会も増えているが、自分たちが構築したWebサイトの操作説明書を動画で作成し納品することも頻繁にある。
「紙の操作説明書よりも、動画のほうが圧倒的に分かりやすいんです」(佐々木氏)
今後も動画による操作説明書の制作はどんどん増えるだろうとのこと。さらに、普段自分たちが提案やプレゼンテーションをする際にも、動画を利用するシーンが増えている。
「客先などで、iPadを使ってプレゼンテーションをする機会が増えています。その際に、Dropboxなどのクラウドのストレージに動画データを入れておき、それを再生して見せることがあります。これならiPadさえあればどこにいてもすぐ実行でき、Webサイトの表現方法や使い方などを相手に分かりやすく伝えることができます。最近では、こういったことを容易に実現できる環境が整っています」(佐々木氏)
動画の利用シーンは、Webの制作だけでなくさまざまなビジネスシーンにまで広がっている。iPadなどの携帯端末の上でうまく利用するのもその1つ。iPadで動画を利用する際に、CamtasiaのiPad用に最適化された出力形式を選択できるところは重宝していると佐々木氏は言う。この他にも佐々木氏がCamtasiaで気に入っているところは、撮影した画像などに簡単にシャープネスをかけるなどの、直感的に利用できるエフェクト機能の豊富さ、書き出す動画データのサイズが大きくならないことなどを挙げている。
「ちょっと細かいテクニックになってしまいますが、CamtasiaをインストールしておけばAdobeのツールでFlashから動画を書き出す際に、Camtasiaが利用しているTechSmithの圧縮コーデックを使うことができます。これを利用すると、かなり効率よく圧縮してくれるので、標準のものよりサイズが小さく、きれいで軽い動画データが得られます」(佐々木氏)
Camtasiaはキャプチャ操作が容易で使い勝手がいいだけでなく、映像編集のソフトウェアとして必要な機能は十分に揃っているとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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