CFOの65%が「最重要課題」に―普及するビジネスインテリジェンス
ガートナーのグローバル調査によれば、CFOの65%が「ビジネスで最も優先的に取り組む分野」と見ているというビジネス・インテリジェンス(以下BI)領域。
市場ニーズの高まりを受け、「より一般的なユーザーに対して提供できるように」と語るのはオラクル・コーポレーション ビジネス・インテリジェンス プロダクトマネジメント担当 バイスプレジデント ポール・ロドウィック氏。
Oracle Exalytics in Memory Machineは、アナリティクス専用に開発されたエンジニアド・システムだ。特定のIT先進企業だけでなく、幅広いユーザー企業層を見据えて、見やすいビジュアル分析や、ユーザー画面、操作方法などが工夫されているという。
また、エンタープライズ利用に耐えうるパフォーマンス等を実現している。オラクルのデータベースはもちろん、他ベンダーのデータソースにも対応し、ヘテロジニアスな環境でも分析が可能だ。
また、iPhone, iPadにも対応しているので、これらモバイル端末を通じて、Oracle Exalyticsを利用することもできる。
引き続きロドウィック氏は、出荷前製品を試用したユーザーのベンチマーク結果を紹介。
デンマーク最大のローン会社であるNykredit社では、情報集計とトランザクション詳細分析の必要からExadataとExalyticsを併用。35倍から70倍もの性能向上ができたという。
自動車業界向けのマーケット・インテリジェンス・ツールを提供しているPolk社では、全世界の分析担当者に対して対話型のダッシュボードと可視化ツールを提供するニーズがあった。Exalyticsの導入で平均10倍以上、ケースによっては100倍以上の高速化に成功したという。