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「Oracleのアシスト」から「データベースのアシスト」へ―アシストが新中期経営計画「弾丸-2017」を発表


1972年創業の株式会社アシスト。今年40周年を迎える同社を創業時から社長として率いてきたビル・トッテン氏は、昨年70歳になり、そろそろ社長交代の時期だと考えた。「会社を作ってからは、自分が社長であることが一番いいと思ってきたが、今回は大塚のほうがよりよい経営ができると判断した」とのこと。その結果、2012年1月1日付けで取締役社長に就任したのが、大塚辰男氏。同時にトッテン氏は、代表取締役会長に就任した。

商用ソフトウェアベンダーを超える「超メーカー」を目指す

会長に就任したトッテン氏
会長に就任したトッテン氏

 1972年創業の株式会社アシスト。今年40周年を迎える同社を創業時から社長として率いてきたビル・トッテン氏は、昨年70歳になり、そろそろ社長交代の時期だと考えた。

 「会社を作ってからは、自分が社長であることが一番いいと思ってきたが、今回は大塚のほうがよりよい経営ができると判断した」―その結果、2012年1月1日付けで取締役社長に就任したのが、大塚辰男氏だ。同時にトッテン氏は、代表取締役会長に就任した。

 大塚新社長が率いる新たな体制のもと、同社が推進するのが新中期経営計画「弾丸-2017」。この経営計画を進めることで、6年後の2017年には「超メーカー」になりたいという。

 「超メーカー」とは、メーカーを超える新しい価値の創造と提供をすること。そして、メーカーの期待を超える結果を出し、メーカーでは出せない付加価値を顧客に提供することの2つを意味している。この場合のメーカーというのは、商用ソフトウェアを提供しているようなOracleなどのベンダーを指している。

 どのようにしてメーカーを超えるのか―その1つの方法が、商用ソフトウェアとそれを長く扱ってきた同社のノウハウ、さらにはそれにオープンソースソフトウェアを組み合わせ、さらに、これまでも提供してきた高品質なサポートなどのサービスを加えることで、新たな価値を生み出すことだという。

 超メーカーになるために注力する分野は、データベースソフトウェア、BIを軸にしたデータ活用、そして運用管理。今後はこれら3つの領域に経営資源を集中し、超メーカーを目指す。

 そして、超メーカーを目指す際の同社の活動の指針が、「めげない」「逃げない」「あまり儲けない」の3つ。これらを実践することにより、顧客との長い付き合いができる関係を今後とも築いていく。

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Oracleのアシストからデータベースのアシストへ

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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

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