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Fusion-io、ソフトウェア制御ストレージ「ION」を発表

ソフトウェア制御でサーバーをネットワーク共有するioMemoryアプライアンスへ

「Fusion-io ION ソフトウェア」は、1Uサーバーから1秒間に100万以上のIOPS、最大1秒当たり6GBのスループット、0.06ミリ秒以下のレイテンシー性能を実現するという。「ION ソフトウェア」は、Fiber Channel、InfiniBand、iSCSIなどの業界標準のストレージプロトコルを使用しつつ、強力な性能を提供するとしている。

IONのパフォーマンスは、Fusion-ioのioMemoryアーキテクチャによって実現されているという。データを常に同期書き込みしながら性能を達成するため、停電によるデータロスのリスクはないという。そのため、ソフトウェア制御である「ION データアクセラレーター」は、他のネットワークストレージと異なり、バックアップ電源や無停電電源装置(UPS)がなくても電源障害時の安全性を提供するとしている。

「ION ソフトウェア」は、RAIDの構成、LUNの作成と管理、SNMPによる監視、性能監視などの特徴を備えるほか、次のような特徴があるという。

・オープンシステムによる選択肢を提供:ティア1サーバーを共有データアクセラレーターに変化。ITプロフェッショナルの知識や経験、リソースに合わせてソリューションを構築可能。

・Fusion-ioのソフトウェア実装によるパフォーマンス:1Uサーバーから最大6GB/sのスループット、1,000,592ランダムIOPS(4K)を引き出し、56マイクロ秒のレイテンシ-を実現。

・強化された高可用性:HAオプションがデータを保護するための複数のIONシステム間でデータを同期レプリケーションし、高可用性を実現。

・高信頼性とMLCフラッシュメモリーへの最適化:フラッシュメモリー管理に「ION ソフトウェア」を利用して、Fusion-io ioMemoryの特性を活用可能。「Adaptive flashBack」により、フラッシュチップ障害が発生してもビジネス継続性を維持できる冗長性を提供。

・「Fusion-io ioTurbine」と「directCache」との相互運用性:Fusion-ioのホストベースによるキャッシュソリューションと完全互換。

・カスタマイズ可能な可視化:管理ツール「ioSphere」からGUIやコマンドラインによりIONシステムを集中管理可能。

・既存のSANパフォーマンスを強化:従来のストレージアレイを高速化し性能を安定。

■Fusion-ioのWebページ
http://www.fusionio.jp/

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