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日本企業の進化論-激動の時代に生き残るための選択肢

いかにiPhoneやBMWは機能や性能ではない「価値」を創出したのか?

(第5回)


これまでの連載で、日本企業が生き残るために選択すべき4つの進化の方向性のうち、「ビジネスモデル」「生態系」の2つ目まで説明しました。今回は、3つ目である「価値設計」を説明します。価値設計という方向性でも、更に3つの要素がありますので、今回はその詳細を解説いたします。

「機能や性能」から「体験価値」への“価値設計への転換”

 
図1:「価値設計」という3つの方向性 

 日本企業の進化の方向性の3つ目のポイントは、「価値設計」です。価値設計にも、更に詳細なポイントとして、いくつかのポイントがあります。

1.「体験価値」による価値設計

 1つ目のポイントは、「体験価値ベースへの価値設計の転換」です。

 価値を設計する際に、今までの日本企業では、機能や性能をベースとした価値設計をすることが一般的でした。たとえば、TVやゲーム機なら画質の美しさや機能の多さ、携帯電話も音質や留守録機能など機能の多さ。自動車も同様です。モノづくりに限らず、食料品や衣服などの消費財、外食などサービス産業でも提供する商品の品質と価格、が設計の基本要素でした。

 
図2:「価値設計」という3つの方向性(1)-「体験価値による価値設計」   

 数少ない例外は、保険商品やカウンセリング型の化粧品で、化粧品そのもののコスト・機能や保険商品の純保険料(実際に契約者が受け取れる保険金の期待値)に加えて、ビューティカウンセラーや保険のプランナーによるカウンセリングで高付加価値化し、言い換えると、それだけの価格プレミアムや付加保険料を顧客から得られていた訳です。

次のページ
スマートフォンや自動車にみる「体験価値による価値設計」 

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この記事の著者

ベイカレント・コンサルティング 萩平 和巳(ハギヒラ カズミ)

株式会社ベイカレント・コンサルティング 代表取締役社長。 京都大学にて情報工学を修了。 三菱商事(IT部門、戦略IT事業会社立上げ)、 マッキンゼー&カンパニーBTO日本共同代表を経て、 2011年にベイカレント・コンサルティングに入社。 2012年3月より現職。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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