ロジカルシンキングとビジュアルシンキングは地続き
ロジカルシンキングとビジュアルシンキングの関係をひもとくには、二つに共通する言葉「シンキング」に注目します。
直感的な「ひらめき」はあっても、直感的な「シンキング=思考」などありません。「シンキング」と言うからには、論理性は不可欠です。
ロジカルシンキングを土台に、ビジュアルシンキングが行われます。違うのは、思考する過程で考えをまとめるために図(たとえばマインドマップ)を使ったり、まとまった考えを提示するのに図やグラフを使う点です。
ロジカルシンキングの思考途中や成果物にビジュアルを活用したものが「ビジュアルシンキング」と考えればよいでしょう。
ロジカルシンキングとビジュアルシンキングは対極にあるものではなく、地続きなのです。
ではビジュアルを活用する利点は、一体どんなところにあるのでしょうか?