「低コスト」「高品質」「革新的機能」に続く技、それが「ビジネスモデル」
ビジネスモデル・イノベーションの話をすると、とかく日本人は「発明は得意だがグローバルに普及させるのは苦手だ」「小さい改善を積み重ねるのは得意だが、大きなイノベーションは苦手だ」といった日本人悲観論が出ます。
しかし、欧米先進国の大企業もビジネスモデルの変革に苦労しています。加えて、過去に日本はこれまで「競争の基準」が変わるようなイノベーションを度々起こしてきました。戦後は非常に低価格な労働力をテコにした破壊的ローエンドイノベーションを興し、経済規模を拡大させました。その後はトヨタ生産方式に代表される業務プロセスのイノベーションによって、品質・信頼性という新たな価値基準を提案し、アメリカの自動車業界は大打撃を受けました。携帯電話のカメラ機能やインターネットが見られる機能を初めて導入したのも日本の携帯電話メーカーです。機能的イノベーションの例も沢山あります。
ビジネスモデル・イノベーションは、もう一つ別の技を覚えることに過ぎません。ようやくビジネスモデルという概念が浸透してきた時代、そのモデルをもう一度見つめ直してみてはどうでしょうか。
イノベーターに必要な5つの力とイノベーションチームのデザイン手法
クリステンセン教授設立のInnosight社の日本公認パートナー、INDEEJapanの津嶋辰郎氏、津田真吾氏を講師に迎え『イノベーションのジレンマ』の内容を理解し、既存企業において「組織づくり」を行う方法を解説します。
日時:2014年7月31日(木)13:00~19:30(受付開始は12:30)
参加料:59,400円(税込)
参加特典:イノベーターDNA診断【WEB診断】(13,000円相当)/懇親会が無料
会場:株式会社翔泳社(東京・四谷三丁目)
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