「ビジネスモデル」という言葉は、ずいぶんと普及したように思える。その概念を私たちが理解する上で、すぐに思い浮かべる『ビジネスモデル・ジェネレーション』は大きな功績を果たした。その半年前に出版された『ホワイトスペース戦略』を“隠れた名著”として紹介したい。実は、著者であるマーク・ジョンソンは『イノベーションのジレンマ』で有名なクレイトン・クリステンセンとイノサイト社を設立した共同創業者である。つまり、『イノベーションのジレンマ』シリーズとして読むと、さらに深い気づきが得られる一冊なのだ。
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津田 真吾(ツダ シンゴ)
日本アイ・ビー・エム、日立グローバルストレージテクノロジーズ、iTiDコンサルティングを経て、イノベーションコンサルティングおよびハンズオン事業開発支援に特化したINDEE Japanを設立。HDDの開発エンジニア時代に「イノベーションのジレンマ」に触れ、イノベーションの道を歩み続けることを決意する。その著...
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