2015年、クラウドの世界は今後ベンダー淘汰も本格化し、大きな転機を向かえる時期となりそうだ。中でも厳しい局面を迎えるのはIaaS。規模の論理が働き安価に安定的なサービスを提供するAmazon Web Services、Microsoft Azure、IBM SoftLayerの3社が、大きなシェアを確保し鎬を削ることになる。対して高い品質や「痒いところに手が届くサービス」で、少し価格は高目だが他とは異なるサービス展開で健闘してきた国産ベンダーは、パイの取り合いの中でかなり厳しい状況に陥りそうだ。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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