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【プレゼン】冴えたページレイアウトのためにおさえておきたい4つのポイント

第5回 頭にスッと入り、ハラにすっと落ちるレイアウトのツボ

企画書で相手をつかむ大きな要素と言えば、何と言っても、かっこいいページレイアウトでしょう。「読み手の負担」を軽減するようにレイアウトすることによって、相手の心をつかみ、スムーズな理解を得られるようになります。今回は、そんな「冴えたレイアウト」にするための4つのポイントを解説します。

今回のポイント!

冴えたレイアウトで相手をつかむ

 前回は、プレゼン時に提案相手をつかむ、というお話をしました。企画書で相手をつかむ大きな要素と言えば、何と言っても、かっこいいページレイアウトでしょう。むろん、PowerPointなどでは、すぐ使えそうなテンプレートがいくつも用意されています。

 しかし、競争相手も同じようなテンプレート使ってくるでしょうから、提案先からは「なんだ、どれもよく似てるなあ」なんて苦笑されてしまいます。

 そこで、冴えたページレイアウトのポイントを4つ述べましょう!

レイアウトの4つのポイント
  1. 視線はZ(ゼット)!左右に拡げすぎない
  2. 余白をふんだんに使う
  3. 「困ったら写真」
  4. ワンスライド、ワンメッセージ

レイアウト4箇条を心得よ!

1. 視線はZ(ゼット)!左右に拡げすぎない

 企画書のページレイアウトは、基本的に読み手の視線を左上から右下に向かわせます。文字は横書きですから、視線が「Z」のカタチで文字や図解を追っていきます。この「Z視線」があまり左右に振れすぎると、読み手が疲れやすいのです

 たとえば、野球のスライダーのように、人間の目はあまり左右に振れすぎると読みづらいと感じます。ですから、目一杯文字を左右に拡げるのではなく、段組を使って二段に分割したりして、横幅をせばめ、視線の左右移動を小さくすると読み手が読みやすくなります

図5−2 左右に振れ過ぎていて読みづらい
図5−2 左右に振れ過ぎていて読みづらい
図5−3 段組を使って、振れ幅を小さくした
図5−3 2列に分割して、振れ幅を小さくした

2. 余白をふんだんに使う

 1.とも関連しますが、A4横のスライドを「余白は悪だ、とにかく文字や図解で埋め尽くそう」とでも考えたような企画書を見ますが、やはり読みにくいです。さらに、それを紙ではなくてプロジェクターなどに投影されると、まったく文字が読めなくなったりします。

 別に余白があってもよいのです。テキストはページの横2分の1程度にとどめて、左側を余白にしておいてもよいです。なぜ、左かというと、ホチキスなどで左を留めたり製本したりするからですね。

3. 困ったら写真

 なかなか気に入ったテンプレートがない、あまり書くことがなくて「かっこう」がつかない、余白を使おうと思うけれどうまくデザインできない、などと、ページレイアウトに悩むときは「写真」を活用すると便利です。スライドの背景、または左半分に高品質な写真を貼り付けて、文字は最小限の説明にとどめます

 このスタイルはどこかで見たことありませんか? そうです、アップルのスティーブ・ジョブズのプレゼンテーションは、スライドを最小限のメッセージと写真で構成している場合が多いですね。

4. ワンスライド、ワンメッセージ

 「なんかごちゃごちゃしてわかりにくいな」と提案先に思われるパターンでよく見るのが、一枚のスライドに異なるメッセージの図解やテキストを複数記載しているような企画書です。

 繰り返しますが、余白を作らないように企画書をつくるのが正しいわけではありません。相手の頭にスッと入り、ハラにすっと落ちるように工夫することが大事です。ワンスライド、ワンメッセージを心がけると、とてもわかりやすい企画書ができるはすです

次のページ
そもそもA4ヨコスタイルのプリントアウトは読みづらい?

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この記事の著者

藤木 俊明(フジキ トシアキ)

早稲田大学教育学部卒業(広末涼子やハンカチ王子の遠い先輩)。リクルート、ぴあを経て、現有限会社ガーデンシティ・プランニング代表取締役/明治大学リバティアカデミー講師。プレゼンツールの制作に定評があり、講演、セミナー活動の他、下記の著書を出版。とくに「明日のプレゼンで使える企画書・提案書のつくりかた」...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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