SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

サイオス、VMware仮想環境のシステム最適化と問題解決を行う機械学習搭載ITオペレーション分析製品

 「SIOS iQ Standard Edition」は、2月から提供中の無償版「SIOS iQ Free Edition」の機能に加え、VMware仮想環境の性能問題の原因分析と予測をする機能を新たに搭載し、システムの性能問題の迅速な解決と未然防止に対応するという。

 「SIOS iQ Standard Edition」は日本、米国、欧州の各市場向けに販売されると共に、Free Editionの提供も継続される。

 「SIOS iQ」は、成長し続けるビジネスやサービスを支えるシステムに対するニーズに応えるべく、VMware仮想環境で稼働するシステムの最適化と問題解決を迅速に行うために、機械学習技術を用いて開発されたソフトウェア。

 今回新しく追加された性能問題の原因分析・予測機能は、従来の閾値による異常検出とは全く異なるアプローチを採用し、異常値の判断基準となる閾値やポリシーを設定する必要がなく、企業のシステム管理者と運用担当者に全く新しい問題解決手法と運用効率の改善をもたらすとしている。

 「SIOS iQ」は、物理ホスト、ストレージ、仮想マシン、アプリケーションなど、システムを構成する全ての要素の振る舞いを、24時間×365日、包括的に監視。その中で日常的な振る舞いと要素間の相関関係・相互依存性を自身で学習し続け、閾値やポリシーを使うことなく、アノマリ(異常)を検出すると同時に原因分析を行う。

 「SIOS iQ」のアノマリ検出と原因分析能力は、発生した問題の迅速な解決を可能にするだけでなく、システムへの影響も予測するので、深刻な問題の発生を未然に防止し、システムのサービス・レベルの向上にも寄与するという。

 「SIOS iQ Standard Edition」の主な機能と特徴は次のとおり。

 ・システム性能上の問題の予測・検出・原因分析

 物理ホスト、ストレージ、仮想マシン、アプリケーションなど、システムを構成する全ての要素の振る舞いを、24時間×365日監視し、日常的な振る舞いと要素間の相関関係・相互依存性を学習し続けて、アノマリ(異常)を検出すると同時に原因分析を実施。

 また、従来のような閾値やポリシーを設定する必要がないため取り扱いが容易で、起こりうる問題の発生も予測しますので障害が発生する前に対処することが可能となり、仮想サーバー運営管理の生産性が大幅に向上。

 ・フラッシュ・リード・キャッシュの効果分析・設定値の提案

 vSphereのvFRCや各フラッシュ・ストレージ・メーカーが提供するフラッシュ・リード・キャッシュ機能における最適なキャッシュサイズとブロックサイズを「SIOS iQ」が導き出して提案。

 たとえ高速なオール・フラッシュSANでさえ、ローカル・フラッシュ・リード・キャッシュを利用することのメリットは大きいといわれているが、最適なキャッシュサイズとブロックサイズを見つけることは容易ではない。

 「SIOS iQ」は自身でシステムの振る舞いを学習することにより、キャッシュサイズとブロックサイズの最適値を分析し、設定を変更した場合の効果(IOPS/レイテンシー)を予測。

 ・PERCダッシュボード(SIOS PERC Dashboard)

 PERCダッシュボードは、性能(Performance)/効率性(Efficiency)/信頼性(Reliability)/キャパシティ(Capacity)の4つの指標で、VMware仮想環境を評価し、迅速・明快にシステムの堅牢性を把握することを可能に。

 また、シンプルで簡単な操作で、症状/影響範囲/原因/提案などの詳細な情報を参照することができるため、俊敏に問題解決や最適化のアクションを取ることが可能。

 ・Microsoft SQL Server専用拡張機能

 VMware仮想環境で、Microsoft SQL Serverを利用している場合、SQL Serverの振る舞いとその他の要素の相互関係を学習するので、性能問題に関し、さらに詳細な分析を行うことが可能。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/7087 2015/07/28 13:40

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング