数あるNoSQLデータベースの中でもApache HBaseは、巨大なデータを扱うWeb系企業を中心に大規模なシステムの構築が進んでおり、エンタープライズ分野でも導入事例が増えてきています。特に、近年注目されているキーワードである「IoT」分野のシステムにおいて、収集したデータをデータセンター側で処理・格納する際の基盤として注目を集めています。HBaseは大規模分散処理基盤のHadoopの一部として構成されるソフトウェアであるため、HBase単体の機能だけではなく、Hadoop全体の機能を活用して、企業のさまざまな業務と連携したシステムの構築に利用することが可能です。本連載では、HBaseの全貌をより直感的に理解していただくために、開発・運用者の方が実際にソフトウェアを動かしながら設計方法や操作方法を把握していただけるように説明を進めていきます。
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草薙 昭彦(クサナギ アキヒコ)
マップアール・テクノロジーズ株式会社 Sun、EMCを経て、2013年よりMapRに入社。ハードウェアインフラ、DB、アプリ開発、分散システムの経験をもとに、現在はMapRのデータエンジニアとしてHadoopの導入支援と技術動向のウォッチに精を出す。Twitter: @nagix、ブログ: http://nagix.hatenablog.com
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