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ネットアップ、フラッシュ・クラウド・SDSを統合するストレージOS「ONTAP 9」を発表

 ONTAP 9を利用することで、実績あるテクノロジーと最新のテクノロジーのそれぞれのメリットを活用して、ネットアップが提唱するData Fabricをオンプレミスやクラウドの全体にわたって構築するために、フラッシュ、クラウド、software-defined環境のそれぞれのアーキテクチャーを統合することができるとしている。

 ONTAP 9は、フラッシュ関連コストを削減できる現実の経済的なメリット、コスト効率に優れたソフトウェア利用モデルの活用、HDD/フラッシュ/クラウドのリソース全体でのデータ管理の標準化が可能になるという。

 ONTAP 9は、パフォーマンスの強化とキャパシティのさらなる活用により、フラッシュ用に最適化されている。今回のONTAP 9の発表により、ネットアップは15TBのソリッドステートドライブ(SSD)を提供できる最初のオールフラッシュアレイベンダーとなった。15TBという容量は、現在市場で提供されている最大容量のHDDと比較して50%の容量拡大となる。

 また、ONTAP 9に搭載された最新のインラインのデータコンパクションにより、従来のデータ圧縮/データ重複排除の機能と併用して、さらなるデータ容量の削減とフラッシュに関するコストの低減が可能になる。また、この機能によりデータ効率性がさらに向上するため、ネットアップの提供するオールフラッシュストレージシステムは、従来のHDDベースのストレージ システムと比較してコスト効率を大幅に向上しているという。

 ONTAP 9は、ニーズに合わせた3つの導入オプションを用意している。

  • 企業での通常用途としてオンプレミスで利用できるONTAP 9ライセンス
  • Amazon Web Services(AWS)などのクラウド上に導入して信頼性の高いデータ管理を実現するONTAP Cloud(旧称:NetApp Cloud ONTAP)
  • software-defined storage(SDS)によるデータ管理ソリューションとして提供されるONTAP Selectソフトウェア

 ONTAP 9のメリットは次のとおり。

 ・シンプルさ:ONTAP 9は簡単にセットアップ・管理できるため、ミッションクリティカルなワークロードのデータ向けにわずか10分で導入し、利用を開始することができる。また、強化されたシステム監視機能により、顧客はIT環境全体のパフォーマンス、キャパシティ、データ保護の状況を一元的に管理できる。

 ・柔軟性:ONTAP 9は、ワークロード統合に向けた理想的なプラットフォームとなるソフトウェア。ONTAP 9は、software-defined storageとして、汎用サーバーだけでなく、OEMを含むネットアップ製品、FlexPodなどの統合インフラ、他社製ストレージ、ニアクラウドに配置されたNetApp Private Storage、そしてクラウド上のデータ向けに共通のデータ サービスを提供。

 ・安全性:ONTAP 9では、新たに搭載されたトリプルパリティのRAIDによる保護や強化されたストレージ暗号化、そしてコンプライアンス関連機能により、ドライブの障害に対する安全性を最大100倍強化することができるため、厳しいデータ保持ポリシーにも対応できる。

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