インターポール(国際刑事警察機構)は、国際犯罪防止を目的に掲げており、今ではサイバー攻撃も対象としている。サイバー攻撃を仕掛ける組織というと、テロリストやハクティビストに加えて、国家もある。安全保障の一環で情報収集しているからだ。ただし、インターポールのスコープはテロリストやハクティビストは含むが、国家は含まない。インターポールの中谷昇氏によると、国家によるサイバー攻撃は外交交渉などにより解決されるべき問題だからだという。7月11日に開催したガートナー主催「セキュリティ&リスクマネジメントサミット2016」において、中谷氏が国際的なサイバー犯罪の傾向について解説した。
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加山 恵美(カヤマ エミ)
EnterpriseZine/Security Online キュレーターフリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Online の取材・記事も担当しています。Webサイト:https://emiekayama.net
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