SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

Security Online Day 2023 春の陣

2023年3月14日(火)10:00~16:00

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

IoT時代のエンタープライズ・アーキテクチャ入門<実践編>

AI(人工知能)がUIを変えるとき、企業ITアーキテクチャはどうあるべきか?

 社員「この製品の在庫って、どれくらいある?」、AI「200個ありますよ。」……。昨今のAI(人工知能)によって、SFのような会話型システム――新しいUI(User Interface)が実現できるようになりました。ただし、単にAIを導入しても上記の会話は実現しません。AIを使いこなすには企業情報システムの全体像から見直す必要があります。スケールは全く異なりますが、iPhoneアーキテクチャを参考にすると、今後の企業ITアーキテクチャの姿が見えてきます。

”AIファースト”な会話型システムとは?

 最近は日々のニュースで頻繁に見かけるAIですが、その用途は様々です。まず考えられるのが分析や予測の用途で、AIによって利用者は新たな気づきを得ることができます。例えば、商談金額は目標を達成しそうか?目標達成のための手段は?達成手段実施後の達成度予測は?といった知見が導かれます。

 本稿で私が取り上げたいのは「会話型システム」で、これもAIの用途の一つです。AIを組み込むことによって、冒頭で紹介したように会話をしながら情報を探したり、会話しながらのデータを入力したりできる情報システムのことです。現時点では、チャットを介した文字による会話がAIによって実現されるケース(チャットBOTといわれる)が多いですが、今後はロボットを介した音声による会話への応用も増えていきそうです。  

図 1:会話であれば、人はたくさんの情報を伝えたくなる

 会話型システムとしてのAIは、企業内に様々ある旧来の情報システムの使いづらいUI(User Interface)を一新する力があります。旧来の情報システムのUIには、たとえ使いづらくなっていても今となっては改修することのできないものがたくさんあります。そんなとき、例えばチャットBOTを使って旧来の情報システムのデータの参照/登録ができるようになると、使い勝手が大きく改善することがあります。これによる効果として、利用者が情報を探す時間の短縮や、利用者が情報を入力しやすくなることが考えられます。  

 しかし、AIを導入してUIを変えるまでには、一筋縄では進みません。学習さえさせれば、AIは様々なことに答えてくれるようになるのではないか……というと、そうでもないのです。例えば、「この製品の在庫って、どれくらいある?」といった質問はAIには答えづらい質問です。  

図 2:実はAIには答えづらい質問

次のページ
AIにだって答えられないことがある!

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
IoT時代のエンタープライズ・アーキテクチャ入門<実践編>連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

安田 航(ヤスダ ワタル)

NTTテクノクロス株式会社 EAストラテジスト
NTTソフトウェア入社(現社名、NTTテクノクロス)以来、エンジニア、ITコンサルタントとして活動。EA(エンタープライズ・アーキテクチャ)手法を駆使したIT戦略/グランドデザインの策定と推進に多数の実績を持つ。日本企業の縦割り的な情報システムの考え方に...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/8685 2016/11/24 07:00

Job Board

PR

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2023年3月14日(火)10:00~16:00

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング