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執筆記事
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2017/04/05
スルーされるDM、隠れLINE、見つからない窓口…消費者とのコミュニケーション問題は解決できるのか?
今、企業と消費者とのコミュニケーションのあり方が難しくなりつつあります。企業→消費者、消費者→企業のどちらも情報量の多さが問題となっています。その背景には、多様化するテクノロジーへの対応の企業と消費者とのタイムラグがあります。スマートフォンもSNSも、企業への普及は消費者への普及から数年は遅れました。企業が遅れる原因は「サイロ状態」という現象にあります。この解決のために何をすべきでしょうか?
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2017/02/17
クラウドを使いこなす企業は何が違うのか? 社内の“3つの衝突”を防ぐ方法
「今度のシステムはクラウドで作ろうと考えています。でも、うちの会社はクラウド導入のハードルが高いんですよねー。」……使いたいのか、使いたくないのか、クラウドとの向き合い方が曖昧な企業は今でも多いです。こうなる理由は、社内の担当者間で様々な衝突があるからです。一方で、クラウドを使いこなす企業はクラウドとの向き合い方が鮮明です。この両者で何が違うのでしょうか? IaaS/PaaS、SaaS、プライベートクラウドの3つに分けて考えます。
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2017/01/23
AI夢想派、AI懐疑派、AI恐怖派……AIにまつわる3つの誤解を解く! AI検討の進め方とは?
「自社のビジネスにAI(人工知能)を活用できないか?」……昨今のAIブームを受けて検討に着手する企業が増えています。ただし話を聞くと、検討には着手しても停滞していることが多いようです。その理由は、AIが様々に誤解されているから。誤解には、「AIがあればなんでもできる!」という肯定的な過大解釈も、否定的なものもあります。では、どのように誤解を解くべきでしょうか?これを考えていくと、AI検討の進め方が見えてきます。
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2016/12/20
オムニチャネルに向けた3ステップ――成功の鍵は“リアルとネットの歪み(ひずみ)”の解消にあり!
最近になってまた、オムニチャネル関連のニュースをよく目にするようになってきました。国内では2014年頃からオムニチャネル戦略へ着手した企業が多く、それから数年を経た今、新しい販売のあり方を見い出せた企業もあれば、軌道修正を迫られた企業もあります。どうやら成否の分かれ目は「リアルとネットの歪み」をいかに解消したかにありそうです。今回は企業がオムニチャネル戦略を進めていく3つのステップと、それぞれのステップにおいて歪みを解消してく方法について考えていきます。
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2016/11/24
AI(人工知能)がUIを変えるとき、企業ITアーキテクチャはどうあるべきか?
社員「この製品の在庫って、どれくらいある?」、AI「200個ありますよ。」……。昨今のAI(人工知能)によって、SFのような会話型システム――新しいUI(User Interface)が実現できるようになりました。ただし、単にAIを導入しても上記の会話は実現しません。AIを使いこなすには企業情報システムの全体像から見直す必要があります。スケールは全く異なりますが、iPhoneアーキテクチャを参考にすると、今後の企業ITアーキテクチャの姿が見えてきます。
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2016/03/11
誤ったIoTビジネス参入が、情シス部門を崩壊に導く
これだけIoTというキーワードが流行っていても、なかなか世間で言及されていない話題があります。IoT関連のネット記事を見ていると、まずIoTのテクノロジや製品の話題があり、次にIoTでビジネスをどう変えるかという話題があります。しかし、IoTのモノ(機器)を含む情報システム全体をどう管理して運用していくのかという話題はまだ少ないようです。企業がIoTを活用した新しいビジネスを始める際には、ビジネスモデルだけでなく、IoTの管理方法を考えていく必要があります。それが、今回のテーマです。
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2016/02/09
IoTを既存ビジネスに組み込んで、客単価を上げることは可能か?
「モノのインターネット」ともいわれるIoTによって、モノが「今どのような状態か?」といったデータを発するようになってきました。温度や所在や利用量や正常/異常といった状態をリアルタイムで可視化できるようになります。なにかしらのモノ(機器)を提供している企業としては、そういった状態を可視化する新しい機能を持たせることで、今までよりも高い金額で提供できないかと考えることでしょう。しかし、モノが「今どのような状態か?」を把握できたところで、それだけで果たして顧客は嬉しいでしょうか。今回は、どのようにI...