SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

日本オラクル、エンタープライズ向けクラウド型セキュリティ・ID管理ソリューションを提供開始

 「Oracle Identity Cloud Service」により、企業システムにおけるオンプレミスとクラウドのハイブリッド環境、複数サービスが混在するマルチクラウド環境に対応し、アクセス管理の認証強化によるセキュリティ・リスクの低下、業界標準規格に準拠しアプリケーション統合を迅速化するという。

 「Oracle Identity Cloud Service」は、オラクルがクラウド型で提供する「Oracle Security Cloud Services」のポートフォリオとして提供される。これらクラウド型セキュリティ・サービス群には、IDaaSのほかに、SIEM(Security Information and Event Management)およびUEBA(User Entity Behavior Analytics)といった、セキュリティの監視・分析による脅威の検知・対処、コンプライアンスの対策としてITシステムの脆弱性の発見とスコア化、CASB(Cloud Access Security Broker)などが含まれる。

新製品について説明する、日本オラクル株式会社 執行役員 クラウド・テクノロジー事業統括 
Fusion Middleware 事業本部長 本多 充氏、クラウド・テクノロジー事業統括 
Fusion Middleware 事業本部 副事業本部長 古手川 忠久氏(写真左から)

 「Oracle Identity Cloud Service」の主な特徴は次のとおり。

・ハイブリッド環境でID管理:企業システムにおけるオンプレミスとクラウド環境のID・アクセス管理を高度に実現。「Oracle Identity Management」や「Microsoft Active Directory」のID管理機能と連携してユーザー、グループなどのID情報を同期し、SAML2.0を使用したシングルサインオン(SSO)環境を容易に設定することができる。

・業界標準規格に準拠:”APIファースト“で設計され、SAML 2.0、SCIM、OAuth 2.0、OpenID Connectなどの業界標準に準拠しており、運用コストの削減、統合の容易さ、最新技術による開発生産性の向上といったメリットを提供。

・多層防御:アプリケーションのアクセス管理の認証を強化することで、セキュリティ・リスクを低減。なりすまし発見、アラート、ブロッキング、行動履歴に基づく高度な認証などにより管理者の権限をコントロールする。また、「Oracle Cloud」に備わるセキュリティ防御により、管理者アクセス範囲の限定、透過的なデータ暗号化、スキーマの分離などによる多層のセキュリティ対策を実施。

 また、「Oracle Identity Cloud Service」の代表的な適用例は次のとおり。

 ・「Oracle Cloud」や他社クラウドサービスに対してSSOを実装し、プロビジョニングを迅速に実行。

 ・オンプレミスとクラウド両方のアクセス・ID管理を一元化。例えば、ID情報の配置先をオンプレミスまたはクラウドで選択、社員や顧客ID情報の配置先をそれぞれ選択することが可能。

 ・最新の標準技術(SCIM, OAuth2, OpenID Connect, SAML2)により運用管理の効率化、開発生産性を向上。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/8905 2017/01/30 16:30

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング