「Traps」の最新版では、新しいランサムウェア対策機能と既存の複数の防御機能を組み合わせ、より確実なランサムウェア防御を実現するという。「Traps」は、独自のシグネチャレス防御技術で、エンドポイントが侵害される前に既知および未知の攻撃を防ぎとしている。
■Traps最新版の主な機能強化
・ビヘイビアベースのランサムウェア対策機能
シグネチャレスのマルウェア対策機能に、新たにビヘイビアベースのランサムウェア対策を追加。システムを監視し、ランサムウェア独自の動きを検出した際には、ユーザーのデータの暗号化が始まる前に阻止する。
・カーネルエクスプロイト防御の強化
カーネルレベルのエクスプロイト防御を強化し、WanaCrypt0rやNotPetyaのような、オペレーティングシステム(OS)の中核へ悪意あるペイロードをインジェクトして実行する新しいエクスプロイトを防ぐ。
・macOSのローカル解析
macOSユーザーへの攻撃増加に対応すべく、オフラインでも実行可能なシグネチャレスのローカル解析機能を追加。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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