サービスサイエンスに関する記事とニュース
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2014/06/20
行動観察にもとづくサービスサイエンスの実践は「組織文化」が重要
企業にとって、付加価値を高めるためには「サービスレベルの向上」が大きな課題だ。しかし、サービスは一過性で捉えにくいものであり、マネジメントに苦慮する企業も少なくない。そこで、人の行動を観察することで無意識なニーズや不満を探る「行動観察」というメソッドによって、サービスを可視化し、スタッフ自らの課題と認識させることができるという。大阪ガス行動観察研究所株式会社(旧株式会社エルネット)インタラクティブ・マーケティング事業部の松本加奈子氏が事例をもとに説明を行った。
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2012/08/23
「ソーシャルメディア☓事前期待のマネジメント」でビジネスは拡大する-- 『勝負は、お客様が買う前に決める』著者 柴崎辰彦氏
サービスサイエンスという分野をご存知だろうか? もともと米国でサービスを科学するために始まった学問分野で、IT業界やマーケティング業界などで幅広く応用されている。このサービスサイエンスの根幹にある「事前期待のマネジメント」という考え方を応用し、ソーシャルメディアを使ったビジネス手法について解説した『勝負は、お客様が買う前に決める』という本が話題である。著者である富士通の柴崎辰彦氏に話を聞いた。
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2007/10/29
ユーザーの事前期待がサービスの在り方を決定する~サービスの定義
サービスとは何か? その定義はサービスサイエンスにおける大きな課題だ。そもそも、発揮された機能がサービスであるかどうかは、ユーザーの事前期待に適合するかどうかという面が大きい。今回はサービスの定義について考える。
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2007/08/10
サービスの標準化なんて無理という「幻想」~サービスの分類からその本質を考える
「サービスサイエンス」はスタートを切ったばかりの学問だ。したがって、まだ定説があるわけではない。そこで筆者は自然科学にならってサービスを分類し、分解し、モデル化し、サービスの特徴を理解することから始めている。今回ではサービスを分類し、サービスの本質に迫ってみたい。
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2007/07/30
IT産業の顧客満足向上と生産性向上の調和を目指すには?
なぜ、巷には使えないシステムが溢れているのか? この問題は、根が深く即効性のある解決策がないとも言えるが、筆者は、「サービスサイエンス」が緩和策の一つとして大きな価値を発揮するのでないかと考えている。 この連載では、この「サービスサイエンス」の具体的な活用法を、まだこの分野に関する知識が浅い読者にもわかりやすいように解説して行きたい。