行動観察に関する記事とニュース
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2014/07/10
大切に思う知人へのプレゼントを考えるような「エスノグラフィック・リサーチ」とは?
文化人類学、社会学などで実践されてきた、フィールドワークに基づく調査・記録手法であり、記録した文書を起源とするる「エスノグラフィ」。近年は、消費者を深く理解するために活用されることが増えてきているという。その有用性について、また具体的な活用法と活用する際の注意点などについて、大阪ガス行動観察研究所株式会社 技術開発部の久保隅 綾氏が解説する。
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2014/07/03
デザイン人間工学--魅力あるサービス構築のために
顧客に選ばれる製品・サービスを考えるうえで、重要なカギを握るのが「ユーザー経験の価値」の実現だ。そのアプローチにおいて、ユーザーを深く理解し、「デザイン人間工学」という視点からデザインを構築することが有効と考えられる。本セミナーでは、京都女子大学 家政学部 生活造形学科 教授である山岡俊樹氏が、具体的な事例に基づきながら「デザイン人間工学」の視点や手法について紹介を行った。
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2014/06/20
行動観察にもとづくサービスサイエンスの実践は「組織文化」が重要
企業にとって、付加価値を高めるためには「サービスレベルの向上」が大きな課題だ。しかし、サービスは一過性で捉えにくいものであり、マネジメントに苦慮する企業も少なくない。そこで、人の行動を観察することで無意識なニーズや不満を探る「行動観察」というメソッドによって、サービスを可視化し、スタッフ自らの課題と認識させることができるという。大阪ガス行動観察研究所株式会社(旧株式会社エルネット)インタラクティブ・マーケティング事業部の松本加奈子氏が事例をもとに説明を行った。
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2014/06/11
行動観察は「やり方」ではなく「考え方」の基礎をつくる--「マーケティング」から「思考法」への進化
「行動観察」というメソッドをご存知だろうか。人の無意識の行動からニーズや本心を探り、商品開発や店舗改善、生産性向上、優秀スキルの見える化などに活用できるものとして注目されている方法論である。その「行動観察」を活用することによって「人材育成」に効果が得られるという。それはいったいどのようなものなのか。またどのような効果が得られるのか。大阪ガス行動観察研究所株式会社(旧株式会社エルネット)マーケティング・ソリューション推進部長 越野孝史氏の講演をお届けする。
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2014/04/11
frogクリエイティブディレクター、ヤン・チップチェイス氏が語る「デザインリサーチ」の原則
2014年3月13日、東京・六本木のアカデミーヒルズ49にて「『サイレント・ニーズ』出版記念セミナー〜巨大なビジネスチャンスをつかむデザインリサーチの極意〜」が開催され、著者でデザインコンサルティングファームfrogのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター、ヤン・チップチェイス氏が、世界各国で実践している独自の「デザインリサーチ」の手法について語った。本レポートではその講義内容の一部を紹介する。