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執筆記事
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2009/01/05
世界的な競争力を持つサプライチェーンを築くための400のヒント
前回までは、SCORモデルを使って企業のサプライチェーンを可視化する過程を解説してきました。最終回の今回は、自社のサプライチェーンをより良いものへと改善していくためのヒントとなるプラクティスの存在を紹介します。
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2008/12/02
自社のサプライチェーンを評価する
前回までの記事では、世界共通の用語と記号を使い、階層構造のプロセスによって、サプライチェーンを表現する方法について説明しました。今回は、表現したサプライチェーンをどのように評価や改善につなげていくかという点について解説します。
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2008/10/27
SCORモデルで、世界中のどんな業界の人ともサプライチェーンの会話ができる
第一話から第三話までは、サプライチェーンマネージメント(SCM)に関係する基本的な考え方についてお話しました。第四話では、SCORモデルのユーザーは、自分たちのサプライチェーンを表現するために、実際にどんな記号や用語を使っているのかを簡単に説明してみたいと思います。SCORモデルと言う共通言語を使うと、世界中のどんな業界の会社の人ともサプライチェーンについての会話ができるようになります。
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2008/09/30
サプライチェーンを語るためには共通言語が必要である
同じ言葉でも人によってイメージするものが異なることはよくあります。中国で「手紙」と言えばトイレットペーパーのことを指します。また、距離を示す単位「里」は日本でも使いますが、意味する長さが違います。サプライチェーンの世界でも似たようなことは起こります。例えば「出荷」と一口に言っても、部門によってイメージするものは違います。サプライチェーンマネジメントという非常に多くの人々が複雑に絡み合う概念を扱うためには、共通の言語が必要となってくるのです。
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2008/08/19
SCMはサプライチェーンを6つの階層で考える
第一話では物や人の営みの流れの中にサプライチェーンというものを見出してみました。第二話ではそれらの流れを輪切りにして見ると、サプライチェーンプロセスは6階建てのビルディングのような階層になっていることをお話しします。
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2008/08/04
SCMとは「お母さんの晩御飯の支度」である
SCM(サプライチェーン・マネジメント)はもはや死語だと言われることがありますが、それはとんでもない勘違いです。付加価値を取引する経済社会が存在する限り、SCMは変化を繰り返しながら存在し続けるものなのです。流通業はもちろんのこと、あらゆる業界で生き続けるSCMについて学ぶことはITに携わる人間にとっても有効なことだと思います。この連載では、そんなSCMについて分かりやすく解説していきます。