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週刊DBオンライン 谷川耕一

アレクサ、正しい答えをちょうだい―YextのナレッジデータベースとAlexaが連携


 日々の仕事や生活の中で、インターネット検索はなくてはならないものになった。我が家ではリビングのすぐ手に届くところにiPadが置いてあり、何か分からないこと、調べたいことがあればすぐに検索する。また、仕事などで訪問先の道順やかかる時間を調べのにも、インターネット検索は欠かせない。

何か知りたければ音声で検索する時代に

 最近は、情報を求めて企業やお店のホームページにわざわざ行くことはなくなった。Googleなどで検索した際に、図のように画面右側に表示される情報を見ておしまいとの人も多いだろう。ここを見ればわざわざリンクをクリックしなくても、住所や連絡先、開いてる時間の情報、写真や口コミなどがわかる。さらにクリック1回で、目的地への経路案内なども実行できる。特にスマートフォンのように画面が小さい端末を利用している場合には、こういったダイレクトに得られる情報はかなり重宝する。

 ここで表示されている情報は、多くの場合企業や店舗が直接提供したものではない。GoogleなりがさまざまなWebページの情報、またSNSなどに投稿された写真などを集め整理し、自動的に表示しているのだ。つまりはここで表示される写真などは、企業がPR素材として提供したものではない。誰かが撮影しSNSなどに投稿したものが勝手に選ばれて表示される。そのため店のイメージを向上する素晴らしい写真もあれば、お店にとってはイメージダウンとなるような写真が表示されることもある。

 「この内容を、お店や企業側ではコントロールできません。しかしながらYextを導入すれば、お店が出したい情報を表示するようコントロールできるのです」と語るのは、デジタル・ナレッジ管理プラットフォームを提供するYextの日本法人 代表取締役会長 兼 CEOの宇陀栄次氏だ。Yextでは、企業が消費者に提示したい正確な情報を提供するためのプラットフォームを提供している。

Yext 日本法人 代表取締役会長 兼 CEO 宇陀栄次氏
Yext 日本法人 代表取締役会長 兼 CEO 宇陀栄次氏

 YextのプラットフォームはGoogleはもちろんFacebookなどさまざまなSNSなどとも連携しており、それぞれのチャネルで検索などをした際には企業がYextに登録した情報が提示されるようになる。企業はYextのサービスを採用することで、最新の正しい情報を一括でさまざまなチャネルに配信できるのだ。

 ところでここ最近は、何かを知りたければ音声で検索する機会も増えた。世界中でスマートスピーカーが爆発的に普及しており、これをリビングに設置している家庭も多いだろう。調査会社などの数字を見ると、2020年にはボイス検索の割合が50%超えるとのこと。米国などではクルマの中で音声検索し、お店のナレッジデータベースから近所の店舗に接続、そこですぐに注文してドライブスルーで商品を受け取ると言ったことが現実化している。「今は声で検索してすぐに答え出てくる時代です」と宇陀氏。この音声検索の時代に、正確な情報を届けるために、Yextでは新たにAmazonとの協業を行なった。その成果として、新たにYextのナレッジデータベースとAlexaとの連携を実現した。

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音声検索時代ではYextの最新で正確な情報の価値がさらに高くなる

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この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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