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IBMがImpact 2012を7月19日に開催。IBMのモバイルとクラウドの日本市場での新展開に注目。


IBMの『Impact 2012』が7月19日(木)に開催される。本イベントでは、IBMのエンタープライズ・モバイルでの本格的な取り組みや、クラウド・コンピューティングに関する日本市場での新たなソリューションや事例が公開される。また当日の基調講演と午後の一部のトラックのライブ中継もおこなわれる予定。

 

Impact 2012 開催概要

 日  時 : 2012年7月19日(木曜日)10:00−18:00

 会  場 : 品川プリンスホテル

      東京都港区高輪4-10-30

 参 加 費 : 無料(事前登録制)

 主  催 : 日本アイ・ビー・エム株式会社

 詳細・参加申し込み

 IBMの『Impact 2012』が7月19日(木)に開催される。すでに米国ではラスベガスで、4月29日から開催され、IBMのBPM製品やSOAに関する事例や、先ごろIBMが肝いりで発表した「PureSystems」などの製品の紹介が行われたが、その日本版である本イベントでは、エンタープライズモバイルでの本格的な取り組みや、ここ数年のクラウド製品に関する積極的投資による、新たな日本市場での戦略が公開されるだろう。本記事では、そのみどころを紹介しよう。

ライブ中継決定

IBMは、当日の午前中基調講演と午後Dトラックのライブ中継をおこなうことを決定しました。遠方またはご来場が難しい方は、ぜひライブ配信をご覧になることをお薦めします。

 

ライブ中継の申込み・詳細はこちら

基調講演は日本のモバイルのキーパーソン、夏野剛氏が登場。IBMのモバイル戦略に注目を。

慶応義塾大学大学院
政策・メディア研究科
特別招聘教授
夏野 剛 氏
慶応義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授 夏野 剛 氏

 ImpactはIBMのミドルウェアやSOA/BPMを中心とした年次イベントとしてスタートした。今ではビジネスの環境変化とクラウド・コンピューティングやモバイルの進化にともなって、IT基盤そのものに関するITリーダーやビジネスリーダー、経営層を対象にしたイベントとして発展してきている。今回は「次代のIT基盤がもたらすビジネス変革、そして飛躍」をスローガンに、7月19日(木)に品川プリンスホテルにおいて開催される。

 午前中での注目は、オープニングの特別講演が、慶応義塾大学大学院教授の夏野 剛氏であることだ。「iモードの生みの親」と称されることの多い夏野氏だが、ここ数年はスマートフォン、スマートデバイスを中心にモバイルの進化を語り、さらには日本のビジネス社会そのものへの意見を鋭い舌鋒で語っている。今回の夏野氏の起用は、IBMがモバイルに本腰を入れることを象徴するものだといえよう。それだけに、Impact 2012の大舞台で夏野氏が何を語るか、大いに注目されるところだ。

 夏野氏に続く基調講演は、IBMのソフトウェア事業 WebSphere事業部 事業部長 三戸 篤氏が登場する。この講演のテーマは「次代のIT基盤」。モバイルやクラウドで大きく変化してきている企業のITにとって、システムの信頼性やパフォーマンスを向上させるために、どのようなIT基盤が求められているのかについて、IBMの最新の見解が語られる。こちらも要注目である。

企業向けモバイルプラットフォーム、注目は「Worklight」

4月29日米国ラスベガスで開催されたImpact 2012では、モバイル、BPM、SOAの最新技術が紹介された
4月29日米国ラスベガスで開催されたImpact 2012では、モバイル、BPM、SOAの最新技術が紹介された

 午後にはIBMの最新製品・ソリューションと企業事例のセッションが6トラック(マネージメント・セッション3トラック+テクノロジー・セッション3トラック)でおこなわれる。見逃せないテーマは、エンタープライズ・モバイル、エキスパート・インテグレーテッド・システム、各種WebSphere製品の新機能などである。

 企業がスマートフォンを本格的に導入するための基盤や業務システムとの連携についてかなり踏み込んだソリューションが紹介される。具体的には、IBMが今年の年初に買収したWorklightだ。エンタープライズ・モバイル・ソリューションの先進技術を獲得したことで、IBMがモバイルを単なるデバイスとしてではなく、企業のIT基盤やバックエンド・システム、クラウド・コンピューティングと深く連携した世界を提供しようとしていることが伺える。<Mobile>というカテゴリーのセッションは、IT部門はもとより、モバイルを活用しようとするビジネス部門に参考となるだろう。

世界初のエキスパート・インテグレーテッド・システム、注目は「PureSystems」

IBMが歴史的製品として先ごろ発表したPureSystems
IBMが歴史的製品として先ごろ発表したPureSytem

 もうひとつの目玉は、IBMが先ごろ投入した新製品であるPureSystems。競合各社が、ビッグデータによる分析やクラウド環境一体型の重量級のアプライアンス製品を市場投入してきている。IBMの本製品も、こうしたトレンドに呼応したものであることは確かだが、このPureSystemsにはIBMのハードウェアとソフトウェアのノウハウがパターンとして凝縮されているという。このPureSystemsを企業のシステムにどのように適用させていくのか、IBMの提案に関心が集まっている。

ビジネスプロセス改革を実現した企業の事例も豊富、注目は「BPM、ルール管理、SOA」

 企業のITシステムの複雑性と、ビジネスの外部環境の変化に対応するためのBPM、SOAはここ最近の具体的な成果と実践事例が報告される。先ごろの米国のImpact2012では、大手金融や病院におけるビジネスプロセスに「ルール管理」の手法を組み込んだ事例が紹介された。日本企業でのBPMの実践事例として、プロセス改善のマネジメント、基盤整備、推進体制などの具体的な方法に加え、IBMのWebSphereチームのソリューションが紹介される。

WebSphereの新機能、注目は軽量、高速「Libertyプロファイル」

WebSphere Application Server の最新機能も紹介される
WebSphereの最新機能も紹介される

 IBMのアプリケーションサーバー、WebSphere Application Server(WAS)の最新バージョンの新機能も紹介される。

 とくにV 8.5の最新機能のより軽量で高速起動が可能な「Libertyプロファイル」、管理運用のワークロードを大幅に削減する仮想化&自動化機能など、統合アプリケーション基盤のテクノロジー・セッションに関しては、IT部門、技術担当者には有益なものとなるだろう。

Impact 2012 開催概要

 日  時 : 2012年7月19日(木曜日)10:00−18:00

 会  場 : 品川プリンスホテル

      東京都港区高輪4-10-30

 参 加 費 : 無料(事前登録制)

 主  催 : 日本アイ・ビー・エム株式会社

 詳細・参加申し込み

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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