富士通は、サイランスの日本法人であるCylance Japanと連携し、AI (人工知能) を活用してエンドポイントでマルウェアの実行を未然に防ぐAIアンチウイルス製品「CylancePROTECT」を、富士通のサイバー攻撃対策のウイルス対策ソリューションとして取り扱う。
「CylancePROTECT」は、アルゴリズムサイエンスとAI(人工知能)を活用する革新的な機械学習リサーチプラットフォームで、ファイルごとに何百万もの特性を解析・分類し、DNAレベルまで分解して、そのオブジェクトが「良性」か「悪性」かをリアルタイムで判断し、有害なコードが実行されるのを未然に阻止するAIアンチウイルスだという。
富士通は、自社の持つシステムインテグレーションのスキルと経験を活かし、幅広い業種をターゲットとして、企業システムのエンドポイントセキュリティ強化を目的にサイランス製品を販売するという。サイランスの新しいテクノロジーを組み合わせることでエンドポイントで未知のマルウェアを検出できるようになり、多層防御のソリューションを一層強化することを狙うとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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