「Ready Solution for Microsoft SQL Server」は、「Microsoft SQL Server 2017」データベースシステムに必要な構成要素をすべてそろえた事前検証済みのソリューションになる。
このソリューションは、Microsoftが規定するMicrosoft Windows Server Software-Defined(WSSD)に完全準拠した「Dell EMC Storage Spaces Direct(S2D)Ready Node」を用いたハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)で実装しており、「Microsoft Hyper-V」のサーバー仮想化、「S2D」のストレージ仮想化、第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバーというインフラ構成になっている。
「Ready Solution for Microsoft SQL Server」により、サポート終了が予定されている「Microsoft SQL Server 2008」および「Microsoft Windows Server 2008」の環境から移行が可能になる。オンプレミスシステムのメリットであるシステムの柔軟性、セキュリティの確保、また、従来のストレージアレイの必要性を排除し、運用中のデータベースワークロードに必要なパフォーマンスとスケーラビリティを確保しつつ、大幅にコストを削減するとしている。
「Ready Solution for Microsoft SQL Server」は、拡張性とデータ保護で将来への投資も保護する。最大16ノードまでの拡張性を備え、拡張した際も直線的にパフォーマンスが向上するという。また、「Dell EMC Data Domain DD6300」アプライアンスと統合することで、重要なデータベースを保護し、データベースを迅速にバックアップおよびリストアできる。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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