日立製作所と日立電子サービス(日立電サ)は、SMB市場へのソリューションビジネスを「統合サポートサービス」として強化するため、北海道日立ソリューションズ、四国日立ソリューションズ、九州日立ソリューションズの出資比率を、日立55%、日立電サ45%(3社ともに)だったものを同33%、67%に変更し、日立電サのもと3社を一体経営により事業強化を図る。
SMB市場にも、パッケージ商品よりもネットワークやマネジメントを含めたITサービス事業が拡大しつつあり、SaaSやクラウドといった形態が浸透しつつある現状がある。中小規模企業にも効率的なトータルソリューションを展開する必要があるためのグループ再編といえるだろう。