Tableau Softwareは年次カンファレンスでTableauとSalesforceのEinstein Analyticsを統合する計画を明らかにした。Einstein AnalyticsはTableau CRMと名称を新たにし、Salesforce CRMのワークフローで分析とAIエクスペリエンスを引き続き提供するとしている。
AIで始まる高い相互運用性
カンファレンスで、Tableauは統合の一歩目として、Einstein Discovery in Tableauを紹介した。
Einstein Discoveryは、企業がデータサイエンティストチームのもと高度なデータモデルを構築することなく、データに基づいて関連するパターンを自動的に検出できるようにする、AIを活用した分析機能を備えているという。2021年の前半に計画されているEinstein Discovery in Tableauは、Tableauプラットフォーム全体でリアルタイムの予測モデリングとレコメンデーション機能を実現するとしている。
今後の計画には、次のものがある
- Einstein AnalyticsデータストアにTableauをネイティブに接続することで、パフォーマンスの最適化とSalesforceの統合セキュリティの活用が可能に
- TableauとEinstein Analyticsの両方で読み取り・書き込みするデータ準備機能により、分析の準備が整ったデータを誰もが利用可能になる
- TableauとEinstein Analytics間でのコンテンツの移植性により、ダッシュボードの作成を効率化し、誰でも簡単にアクセスできるようになる
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア