アシストは、SB C&Sが財務・経理業務における共通システム基盤として、「Progress Corticon(以下、Corticon)」および「DataSpider Servista(以下、DataSpider)」を活用していることを発表した。
SB C&Sの財務・経理領域では2014年の分社化以降より複数プロジェクトに着手し、2019年には消費増税対応と与信管理について、業務ロジックの整理後にDataSpiderとCorticonを用いたシステムとしてリリースしている。
また、DataSpiderとCorticonの利用により開発工数が大幅に短縮されたことに加えて、従来は複数システムに個別ロジックとして実装していた業務ルールをCorticonに集約した。これにより、保守性の向上、業務ルールの見える化によるガバナンスの強化およびシステムのスリム化も実現したという。
同社では、紙の申請業務に関わるワークフローシステムを電子化することで紙の請求書を前年比約75%削減しており、その比率を2021年には約90%まで高める計画だ。今後は、新会計ERPプロジェクトをはじめ、様々な業務改革の施策においてもCorticonおよびDataSpiderを活用して、さらなる業務効率化と生産性向上を図る予定としている。
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