東京都市大学 理工学部 機械システム工学科の藪井将太准教授らは、データセンター向けハードディスク駆動装置(以下、HDD)を現行から30%大容量化する技術を開発したと発表した。
今回開発した技術は、ディスクにデータを書き込み・読み出しする磁気ヘッドの位置決め精度を改善することにより、HDDの単位面積当たりの記録密度を増やすことを可能にするものだという。HDDの大容量化が実現すれば、一層効率的なデータセンターの運営が可能となり、消費電力の低減を含むコストの削減が期待されるとしている。
今後は将来的な実用化に向け、HDDメーカーとの連携をはかっていく予定だという。
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