ヒューレット・パッカード エンタープライズ(以下、HPE)は8月9日、HPE GreenLakeプラットフォームの進化と、新クラウドサービスおよび新パートナープログラム、オープンソースのリーダーとの協業を発表した。
同社は、プライベートクラウドエクスペリエンスを強化する「HPE GreenLake for Private Cloud Enterprise」を新たに提供する。クラウドネイティブなアプリケーションと従来のアプリケーションの両方に対応するように構築されており、ベアメタル、仮想マシン、コンテナワークロードの展開をサポートするという。2023年度第1四半期(2022年11月~2023年1月期)に提供開始予定とし、特徴は以下のとおり。
- インフラではなくワークロードを管理
- クラウドネイティブアプリケーションと従来型アプリケーションの両方をサポート
- DevOpsと自動化に対応
- HPE GreenLake Marketplaceを活用
- コスト管理と透明性の実現
また、新たに提供するクラウドサービスおよび拡張されたクラウドサービスは以下のとおり。
- HPE GreenLake for Data Fabric
- HPE GreenLake for HCI
- HPE GreenLake for Disaster Recovery
- HPE Backup and Recovery Service
- HPE GreenLake for Block Storage
なおHPEは、HPE GreenLakeのパートナーエコシステムの拡充に取り組んでいるという。新パートナープログラムである「HPE Partner Ready Vantage」は、既存のHPE Partner Ready Programを元に設計されたプログラムで、両プログラムを並行して運用するとのこと。参加要件などは、2023年度に順次発表予定だとしている。
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