4月26日、カラクリは「チャットボットメーカー」を発表した。
同ツールは、FAQページのURLを入力するだけでオリジナルチャットボットを体験できるデモサイト。カスタマーサポート業界を対象にGPTなど大規模言語モデル(LLM)の実用化を目的とした「カラクリGPTラボ」の一貫であり、多くの企業にLLM活用体験を提供するためのものだとしている。
利用において必要な作業は「特定のFAQページのURLを入力するだけ」であり、入力されたFAQページ内をGPTが検索し、バーチャルチャットボットを生成。オプション機能として「性格」「語尾」を選択することができ、生成するバーチャルチャットボットに好みのキャラクターを設定することが可能だという。
「チャットボットメーカー」利用手順
- 特定のFAQページのURLを入力する
- チャットボットの名前・語尾・性格を設定する
- 「チャットボットをつくる」ボタンをクリック
- 右画面に「オリジナルチャットボット」が生成されるので、質問を入力する
- チャットボットのURLをコピーして、知人にシェアもできる
今後も同社カラクリGPTラボでは、研究内容の情報公開やLLMを活用した協業企業とのPoCおよびその結果発表、海外事例を含めた最新情報の共有などを実施。誰もが最新の技術を手軽に、簡単に、触れられる機会を1つでも多く創出していくことを目指すとしている。
【関連記事】
・カラクリ、カスタマーサポートに特化した大規模言語モデルの研究開発を開始
・カラクリ、「Salesforce Service Cloud」のチャット機能との連携強化
・ベネッセ、AIチャット「Benesse GPT」を開発 社員1.5万人を対象に運用開始