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2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

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2024年度には半数以上の大企業がリスキリング施策を実施予定──「学びのコーチ」調査

 パーソルイノベーションが展開する、リスキリング支援サービス「学びのコーチ」は、リスキリングに関する定点調査の結果を公表した。

リスキリング実施率は40.9%と、前回9月調査の49.1%よりも減少するも、引き続き4割以上を維持

 所属企業において、「直近1年の間で、従業員のリスキリング施策に関する取り組みを行いましたか?」と尋ねたところ、「実施した」との回答は前回の49.1%に比べ8.2pt減少し、今回は40.9%に留まった。企業規模別の回答を見ると、大企業における「実施した」との回答が、今回は57.3%(前回64.3%)に対し、中小/スタートアップ企業の「実施した」が今回は34.6%となり(前回40.5%)、リスキリング施策は引き続き大企業が先行して取り組んでいる実態が伺えるという。

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重視するスキルは前回に引き続き「データ活用」がトップ

 所属企業が取り組むリスキリング施策において、「どのスキルを習得することを重視していますか?」と尋ねたところ、1位は「データ活用(35.5%)」、2位は「リーダーシップ(32.4%)」、3位は「AI活用(ChatGPT等)(31.5%)」との結果に。過去の調査と比べて「リーダーシップ」がランキング上位に入っている、企業規模別の回答を見ると、大企業では1位は「データ活用(43.4%)」、2位は「AI活用(ChatGPT等)(41.1%)」3位は「リーダーシップ(40.3%)」に対し、中小/スタートアップ企業での1位は「データ活用(28.5%)」、2位は「リーダーシップ(24.6%)」、3位「セキュリティ(20.8%)」となった。大企業では引き続きAI活用に積極的であることが読み取れるという。

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2024年度では、半数以上の大企業がリスキリング施策を実施予定

 所属企業が取り組むリスキリング施策において、「2024年度にリスキリングの取り組みを行っていく予定はありますか?」と尋ねたところ、2024年度も引き続き43.8%の企業がリスキリング施策を実施する計画がある、もしくは実施する意向があることがわかった。企業規模別の回答を見ると、大企業では「実施する計画がある」との回答が37.8%、「実施する意向がある」との回答が21.8%となり、大企業の半数以上はリスキリング施策を実施する計画があるもしくは実施する意向があり、2024年度も大企業が先行して取り組んでいく実態が伺えるという。

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 また、所属企業において「リスキリング施策の計画にあたり、注目(参考に)している業界はありますか?」と尋ねたところ、1位は「建設・土木・工業(28.8%)」、2位は「電子部品・デバイス・電子回路製造業(26.0%)」、3位は「情報サービス業(17.4%)」となっている。

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 パーソルイノベーション「学びのコーチ」事業責任者/Founderの柿内秀賢氏は、「2023年は生成AIが企業で活用されるようになりました。2024年はCopilotなどの利用しやすいツールの普及により、一層テクノロジー活用が進むと見込まれています。今回の調査結果では管理職層に求めるリーダーシップの期待も高まっていることが明らかになりました。より豊かな社会の実現に向けてテクノロジを上手に使いこなし、導いてくれるビジネスパーソンへの期待が高まっています」とコメントを寄せた。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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