伊藤忠商事は、ボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)と、顧客のIT・デジタル活用による課題解決・事業変革に資するDXコンサルティング事業を手がける合弁会社を設立することで合意した。合弁会社は、関係当局の最終承認を取得でき次第、設立する予定だという。
伊藤忠商事は、企業のIT・デジタル活用に求められる機能として、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)やベルシステム24を中心とした「デジタル事業群」を形成し、顧客の要望に応じたサービスを提供してきたという。今回、顧客のニーズをかなえるためのコンサルティング機能を強化すべく、BCGと合弁会社を設立するに至ったとしている。
合弁会社では、BCGが持つコンサルティング経験・知見と、伊藤忠商事のビジネスノウハウやデジタル事業群の機能を掛け合わせ、DXコンサルティングサービスを提供。具体的には、企業の課題や解決策の整理に加え、顧客の要望と選択に応じたITサービス・BPOとの最適な連携も含めた提案を行い、実効性の高いコンサルティング事業を行うという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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