エーアイセキュリティラボは、セキュリティマネジメントプラットフォーム「AeyeCopilot」β版の提供を開始した。

AeyeCopilotは、セキュリティ部門が設計した運用ルールにのっとった脆弱性診断の実施、および管理の一元化を可能にするセキュリティマネジメントプラットフォーム。同社が提供しているクラウド型Webアプリケーション脆弱性診断ツール「AeyeScan」と、AeyeCopilotを組み合わせることで、セキュリティ部門と事業部門がより一体となってセキュリティ強化を推進できる環境を提供するという。
AeyeCopilot β版でできること
AeyeScanと併用することで、脆弱性診断業務のPDCAを仕組み化。あらかじめ定めた運用フローをシステム化することで、診断業務を各事業部に任せられる環境が構築できるとしている。
- 診断プロセスを回すことで、データがAeyeCopilotに自動集約
- すべての診断の実施計画や進捗状況を管理画面で一元管理
- 可視化された情報から、スムーズな課題発見や最適化を実現
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今後は、脆弱性診断の各フェーズで発生する、「人による意思決定や判断」といった仕組み化が難しい業務領域にも対応できるよう、機能強化を進めていくという。また、生成AI活用の技術も取り入れながら、セキュリティ診断業務全体をカバーできる包括的なソリューション提供を目指し、さらなるアップデートを予定しているとのことだ。
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