コンカーは、福井県の旅費システムとして、「Concur Expense」が採用されたと発表した。同件はNTTデータ・ウィズとの共同提案・導入によるもの。
福井県では、行政手続きのデジタル化が急速に進展する中で、各種申請のペーパーレス化などの対応が求められていたという。こうした課題や要求事項に対応するため、財務会計システムの更改にあわせて、「福井県旅費システム再構築業務」を2024年4月より実施し、Concur Expenseを導入。その後、2025年4月より運用を開始したとのことだ。
Concur Expenseは、経路検索サービスや、様々なキャッシュレス決済サービスの利用データと連携しているSaaS型の経費精算・管理クラウド。また、AI-OCRなどを活用し自動で旅費明細が作成でき、申請者・承認者ともに業務効率化を実現できるとしている(福井県では一部機能は未導入)。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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