10月23日、イトーキは、オラクルのクラウドERPならびにクラウドSCM導入を中核とした「全社業務改革プロジェクト」を推進し、最終フェーズにあたる「SCMモジュール」が本稼働したと発表した。

同プロジェクトは、中期経営計画「RISE TO GROWTH 2026」(2024年-2026年)の重点施策として、業務の「標準化・簡素化・自動化」に取り組むもので、2023年から段階的に「EPM(経営の高度化)」「FIN(経理の高度化)」を導入。今回、受発注から売上までを統合管理するSCMの稼働をもって、全社の基幹業務をクラウド基盤に移行したとのことだ。
今後は、クラウドSCMの稼働により、部門横断での情報のリアルタイム共有、マスタ管理の一元化、ペーパーレス化を促進し、正確かつスピーディな顧客対応を目指すとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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