「LogiQ Ranking Engine」は、ネットワーク上の通信の振る舞い、通信の頻度、送信者情報などから、電子メールの優先度を判断し、重要なメールがスパムメールなどに埋もれずに送受信可能にするために、優先的にメールを送受信したい人のホワイトリストを自動的に生成するという。
「LogiQ Ranking Engine」は、米Sendmail社とTrustSphere社との技術提携により、Sendmail社のメールセキュリティゲートウェイ製品である「Mailstream Manager」(ソフトウェア)および「Sentrion」(アプライアンス)のアドオンソリューションとして稼働するという。
「LogiQ Ranking Engine」は、送信者情報(Sender IP やSender Address など)、送信ドメイン認証結果(SPF、DKIM)、TrustSphere社が持つ「グローバル・ホワイトリスト」との照合結果、メール送受信の頻度、ネットワーク上の通信の振る舞い検知などの情報により、ホワイトリストを自動生成すると同時に、メールの重要度情報と分類情報を「Mailstream Manager」および「Sentrion」に提供するという。
「Mailstream Manager」と「Sentrion」は、ポリシーを設定して適切なメール配送を設定することが可能だが、「LogiQ Ranking Engine」によるホワイトリスト情報、重要度情報や分類情報を加えることで、より確実で利用者ニーズに合致したメールの優先順位付けができるようになるとしている。
■ニュースリリース
http://www.sendmail.co.jp/company/press/pdf/110603_LogiQ.pdf