世界経済フォーラムは9日、各国のICT(情報通信技術)の発達度を比較した「2007-2008年世界ITレポート」を発表した。日本は127の国・地域中19位で、前回の14位から順位を下げる結果となった。1位のデンマーク、2位のスウェーデンは前回の順位を維持し、一方アメリカは前回7位から4位、韓国は19位から10位へと躍進を遂げた。
ランキングの指標となるネットワーク化準備度指数(NRI)は、「ICTをとりまく環境(市場経済・規制・インフラ)」「ICTへの準備度(個人・企業・政府)」「ICTの活用度(個人・企業・政府)」の3つの分野での評価を総合したもの。
日本に関する評価では、企業の利用度(3位)、企業の準備度(9位)が高く、政府の利用度(31位)、個人の準備度(27位)が低いという結果となっている。
【関連リンク】
・Denmark, Sweden and Switzerland Lead the Rankings in the Global Information Technology Report 2007-2008(プレスリリース)
・The Global Information Technology Report 2007-2008
・Country Details(国別詳細サマリ閲覧ページ)