CTCとマカフィーは、マカフィーの「McAfee Enterprise Mobility Management(EMM)」による、マルチキャリア/マルチOS対応の企業向けスマートデバイス管理システムの構築から運用サービスまでを総合的に提供するという。さらに、今後はマカフィーのモバイルマルウェア対策製品などとの機能連携や、スマートデバイス管理システムのクラウドサービス化など、協業範囲の拡大をめざすとしている。
CTCとマカフィーは、2003年にウイルス対策製品の販売契約を締結して以来、不正侵入対策など、インターネットセキュリティ分野で協業してきたという。今回、マカフィーのスマートデバイス管理技術とCTCのシステム構築、運用ノウハウを組み合わせることで、社内ポータルや顧客管理システムといったエンタープライズシステムとスマートデバイスを連携させたシステムの開発から構築、運用サービスまでを総合的に提供することが可能になったという。
両社が提供する企業向けソリューションの特徴は次の通り。
・モバイルデバイスのライフサイクルを一元管理
スマートデバイスのメールの保護、メールアカウントの設定や管理、パスワードポリシーの徹底、紛失盗難時におけるリモートワイプやロック、端末の機能の利用制限などといった機能を一元的に管理することが可能。
・マルチキャリア/マルチOSに対応したシステム環境を構築
さまざまな通信キャリアの端末を一元管理可能。また、iOS、Android、Windows、SymbianなどのOSにも対応。
・システム開発から運用までトータルサポート
企業向けの大規模システムとスマートデバイスを連携させたシステム構築および運用サービスをトータルで提供。また、スマートデバイスに対応した社内向けアプリケーションの設計から開発までも提供可能。
■ニュースリリース
http://www.ctc-g.co.jp/corporate/press/2011/0818a.html