発表された新モデルには、A10の独自OS「64ビットACOS(Advanced Core Operating System)」が搭載されているという。ACOSが提供する共有メモリを使用したマルチCPU/マルチコアによる並列処理アーキテクチャは、パフォーマンスと拡張性、柔軟性を提供するとしている。
AXシリーズは、次世代のアプリケーションプラットフォームとして、パフォーマンスと拡張性の高いWebアプリケーションデリバリーサービスを構成し、アプリケーションの可用性を最大化することをめざした製品だという。
発表された新モデルの特徴は次の通り。
「AX 1030」は、接続あたりのコストを抑えるたエントリレベルADCだという。インテルSandy Bridgeプロセッサと64ビットACOSの組み合わせにより、従来の32ビット製品の約3倍に相当する430,000レイヤ4CPSを実現しているという。
「AX 3030」は、10Gポートを備えたエントリクラスADCで、手頃な価格で提供することにより10Gインタフェースの普及を推進するとしている。
「AX 5200-11」は、パフォーマンスに優れた2UサイズのコンパクトADCで、16ポートの10Gポートを備え、48GBのメモリを搭載しているという。