OpManagerは、仮想サーバ、物理サーバ、ネットワーク機器、アプリケーション、Syslog、イベントログに至るまで、統合的なサーバ・ネットワーク監視を実現し、マルチベンダ機器で構成される複雑な企業内ネットワークの構成と状態を見える化し、運用管理業務の負荷を軽減する製品だという。
今回のリリース9.1 では、「ネットワーク構成図の作成機能(ビジネスビュー)」を日本語対応し、機能強化によってカスタマイズ性を大幅に向上することにより、企業内ネットワーク監視環境のさらなる「見える化」を図っているという。
ビジネスビューでは、ユーザのサーバ・ネットワーク環境をビジュアル化したネットワーク構成図を容易に作成することができるという。日本地図やフロアマップ、サーバラック構成図などの背景画像上に、監視対象の装置を自由に配置し、装置間の関係を表すリンクを描画することで、独自の監視ビューを作成可能だという。これにより、障害発生時には従来のアラームによる障害認知だけでなく、同時にビジネスビューで障害の発生場所や影響を受ける周辺装置を一目で把握することができ、障害復旧時間を短縮するとしている。
また、新たに日本語の装置名にも対応し、新しい種類の装置アイコンや日本地図等の背景画像を追加しているという。描画機能については、装置ラベルの設定変更、装置間リンクの形状や太さ(容量)の設定変更など、カスタマイズ性を向上し、国内ユーザの利用環境やニーズに合致する実用性の高い監視ビューの作成が可能だという。
そのほか、今回のリリースでは、セキュリティを強化した認証設定や監視項目の一覧表示機能など、ユーザの監視業務を効率化する機能を追加しているという。
■「ManageEngine OpManager 9.1」の詳細
http://www.manageengine.jp/products/OpManager/whatsnew.html?prid=120410