JBグループは、事業存続性、災害対策、内部統制などを考慮し、2007年にITインフラの見直しを行った。仮想化技術の活用により、全国に分散する約300台のサーバを物理サーバ4台へ統合すると同時にITインフラ共通化を図り、グリーンIT(省電力、省スペース)の実践、コスト削減を実現した。
今回のサーバ統合、ITインフラ共通化をモデルケースとして、今後はソリューション・コンピテンシー・センター(SLCC)での調査分析、技術検証などと併せて、顧客のビジネス環境の変化に即応できるサービスを提供していく予定。2008年度はサーバ統合やグリーンITの実践について、100社への提案を目指すとしている。