オラクル、最新版「Oracle NoSQL Database 3.0」を提供開始
セキュリティ、開発容易性、パフォーマンスの向上により、次世代アプリケーション開発を支援
「Oracle NoSQL Database 3.0」では、企業レベルでの活用をサポートすると同時に、ITへの高まるニーズに対応するためにセキュリティ、開発容易性、パフォーマンスが強化されたという。
製品の主な強化内容は次のとおり。
・セキュリティの強化
OSに依存しないクラスタ全体でのパスワードを用いたユーザー認証および「Oracle Wallet」との統合により、機密データへの不正アクセスに対する保護を強化。さらに、セッションレベルのSSL暗号化とネットワーク・ポート制限により、ネットワーク経由での不正侵入防止を強化。
・ユーザビリティと開発容易性
テーブル形式のデータモデルのサポートにより、 アプリケーションの設計を簡略化し、使い慣れたSQLベースのアプリケーションとのシームレスな連携を実現。キー以外のセカンダリ・インデックスを利用することができ、問い合わせクエリのパフォーマンスを大幅に改善可能。
・複数データセンター対応機能の強化
セカンダリ・データセンターへの自動フェイルオーバーが可能となることで、アプリケーションの可用性および事業継続性を向上。また、セカンダリ・データセンターのサーバー群を利用して、分析、レポート生成、データ交換などのデータ参照を行うことにより、ワークロード管理を改善も可能。
なお、「Oracle NoSQL Database 3.0 Enterprise Edition」と「Oracle NoSQL Database 3.0 Community Edition」は、Oracle Technology Networkからダウンロード可能(各種前提条件と使用制限あり)だという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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