Talend統合ツールは、「Cloudera Certified Technology」プログラムにおいて、Hadoopと統合するためのAPIをサポートし、Clouderaの開発ガイドラインに則していることがテストにより確認されたことで、「Cloudera Enterprise5」の認定テクノロジーとなったという。
これにより、ユーザー企業は、ClouderaとTalendを組み合わせて最適なコストでビッグデータプロジェクトを実現可能だという。
今回、「Cloudera Enterprise 5」の認定製品となったのは、オープンソースの統合ツール「Talend Open Studio for Big Data」、商用製品「Talend Enterprise Big Data」、ならびにソリューションパッケージ「Talend Platform for Big Data」の3製品で、いずれも、Hadoop対応のビッグデータ統合製品として、YARNをサポートし、パフォーマンス最適化ツールなどを搭載しているという。
発表によると、TalendのHadoop技術への取り組みは2つあり、1つはデータストアとしてのHadoop基盤、もう1つは並列分散処理をするHadoop基盤だとしてる。それぞれの概要は次のとおり。
・データストアとしてのHadoop基盤との関わり合い
Talendの統合ツールは、オープンソースモデルを採用し、大規模な開発コミュニティに支えられているため、500種類以上の接続コンポーネントを持ち、豊富なデータソースに対応可能で、特にClouderaのようなビッグデータプラットフォームへの対応が早い。
・並列分散処理をするHadoop基盤との関わり合い
Talendの統合ツールは、シンプルなGUIで統合コード(実行ジョブ)の生成が可能。この実行ジョブをHadoop上でネイティブに稼働させることができるため、センサーやスマートメータ―などが生成する膨大なデータでも、リアルタイムに統合処理を実現。
なお、両社は7月16日(水)に東京・青山のEsta青山において「ビッグデータへの備えは万全ですか?」と題した共同セミナーを開催する。
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