このシステムは、新生銀行および同行のグループ会社6社が共通に利用するプラットフォームとして構築されたもので、2014年10月から稼働を開始している。
新システムの導入は、新生銀行が決算早期化や業務効率正確性向上、内外環境変化といった課題に対応することを目的にしているという。
新システムにより、取引情報と会計残高の紐付けによる決算の早期化、専用元帳の新設とセグメント階層情報の追加による管理会計の高度化、通貨別持ち高の正確な把握、消費税改正や将来の会計基準変更への柔軟な対応が可能となったという。
導入するERP製品「Oracle E-Business Suite」の選定に際しては、環境変化への柔軟な対応が可能、さらに金融業界の基幹システムとしての豊富な実績が評価されたという。また、システムの構築作業は、さくら情報システムが担当した。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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