最新版の「Remotium」では、セキュアな環境におけるユーザー同士の内線電話機能や、画面への透かし表示の機能を追加した。さらに、価格体系を改定し、より安価に導入することを可能にしたという。
「Remotium」は、端末に情報を一切残さないことで情報漏洩リスクを軽減するスマートデバイス仮想化基盤。今回、「Remotium」にスピーカーやマイクを新たにサポートしたことにより、「Remotium」内のアプリケーションを利用したユーザー同士の内線電話による通話が可能になった。
これにより、セキュアな環境において相手の場所を社内外問わず電話をかけられるだけでなく、個人所有のスマートデバイスを業務用の内線電話として利用できることで、業務効率の向上を支援し、通話コストの削減を実現するとしている。
また、「Remotium」上で動作しているアプリケーション画面にユーザー名や時刻などの「透かし」を強制的に挿入することで、画面スクリーンショットや写真撮影による不正な業務情報の持ち出しに対するユーザーの心理的な抵抗を作り、情報漏洩の抑止を図ることが可能になる。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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