「Kaspersky Endpoint Security 10 for Mac」は、Macを狙うウイルスやネットワーク侵入攻撃などの脅威を防ぎ、企業においてMacを安全に使用できる環境を提供する。カスペルスキーの法人向けWindows、およびLinux 向けセキュリティ製品と同様に、統合管理ツールのKaspersky Security Centerによる一元管理が可能で、システム管理者の負荷軽減も実現するという。
新バージョンで拡張された主な機能は次のとおり。
・Webアンチウイルス、アンチフィッシング:ウイルスに感染させる危険なWebサイトや、個人情報を盗み取るフィッシングサイトへのアクセスをブロック。さらに、ヒューリスティック技術によるスクリプトのリアルタイム評価も行う。
・ネットワーク攻撃防御:ネットワークに接続中のMacが外部からポートスキャン、DoS攻撃、バッファーオーバーフローなどの手法で攻撃された場合、攻撃元からの接続を遮断。
・Kaspersky Security Network(クラウドテクノロジー):世界中のカスペルスキー製品ユーザーのデバイスからクラウドに収集されたリアルタイムの脅威情報をもとに、最新のウイルスや脅威への迅速な対応を実現することで、Kaspersky Security Networkに接続されたデバイスを保護。また、不正プログラムの検知率向上と、誤検知の低減も実現。
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア